アルヒマガジンに、家計見直しにも役立つ「住宅ローン返済予定表」を見るコツと活用法 の記事を執筆しました。
家を購入するときには気になる住宅ローンも、借りてしまうと返済額や金利も忘れがちです。
しかし、家計の中の大きな割合を占める住宅ローンの返済内容がよくわかっていないと、家計の見直しもできません。
長年住宅ローンの相談をやっていても、購入後の家計相談や老後の相談時には、すでに返済予定表が手元に届いているのかどうかも心許ない人も多いのです。
返済予定表にはローンに関する重要な情報が記載してあります。
(1)住宅ローンの契約日
(2)融資実行日
(3)初回・最終返済日、ボーナス分払込月、返済回数
(4)融資額
(5)金利
(6)毎月返済額・ボーナス月返済額
(7)元利均等払いか元金均等払いか
(8)元金と利息の内訳
(9)借入金残高
など
返済額が変わらなくても金利が上昇すれば「元金」と「利息」の返済割合は変わります。
特に変動金利は6ヶ月ごとに金利の見直しがありますので、返済予定表が来るたび金利が上昇していないか、確認する必要があります。
金利が上昇すれば繰り上げ返済を検討したり、現在のローン金利に比べて自分が借りている住宅ローンの金利が高いと思えば借り換えを検討できる場合もあるでしょう。
いずれにしても、家計の見直しも、住宅ローンの利息を抑えるのも、返済予定表の中身をよく見ることがスタートです。
新型コロナウィルスの影響で家計がきびしいな、と考えている人がいれば、手元に届いている返済予定表を確認して、借り換えや返済条件の変更によって家計が楽になる可能性もあります。
まずはローンの現状確認のために、手元にある返済予定表を活用してみましょう。
返済予定表を確認した上で、ローンや家計の見直しをしたい、という方は個別相談をお受けしています。